ブックメーカー

アービトラージが禁止されているブックメーカーもある

アービトラージ

ブックメーカーではアービトラージが禁止されていることもありますが、そもそもアービトラージは何なのかよくわからない人もいることでしょう。

アービトラージは日本語では裁定取引と言われるもので、さや取りなどとも呼ばれているものです。同じ商品(オッズ)の価格差を利用して利益を出そうとするものであり、90円で売っているものが、あるところでは100円で売られているので、90円で買って100円で売ってしまうというものになります。

こればブックメーカーと何の関係があるのかということですが、ブックメーカーは様々な業者があり、独自にオッズを提示しています。

すると、複数の業者のオッズを比較して、全ての組み合わせに賭けた時に必ず賭け金よりも払戻金の方が多くなる組み合わせが発生することがあります。

最も単純でわかりやすい例としては、ふたつのチームや選手が対戦するスポーツがあったとして、Aのオッズが2.1倍、Bのオッズが2.2倍になっているというものです。引き分けを考慮しないとして、AとBどちらも同金額賭ければ、試合はどちらが勝とうとも払戻金は賭け金以上になります。
このような状態で賭けることをアービトラージといい、ブックメーカーの必勝法ともされているのですが、業者によってはこの行為を禁止されていることがあるので注意しなければなりません。

また、仮に認められていてもオッズの変動は早いので、タイミングを逃すと上手くいかないため、あくまでも理論上必ず勝てる方法程度に捉えておく必要があります。